カテゴリ:ワンポイント学習シリーズ( 25 )

ワンポイント学習シリーズ

コーダの手話通訳者としての課題

国立身体障害者リハビリテーションセンター学院手話通訳学科第 16 期生卒業研究発表会の中で興味あるテーマの論文を見つけました。全文はコチラ

聞こえない親を持つ聞こえる子どもは「コーダ(coda=Children of Deaf adults)」と呼ばれている。彼らは手話と日本語の二言語環境で育つため、ろう者には将来、手話通訳者になってほしいと過剰に期待され、手話学習者からは羨望の目で見られることもあるという(澁谷2003)。

澁谷(2006)によれば、コーダに対するアンケートで「手話通訳者になることを考えたことはありますか?」の問いに40人中27人(67%)が「ある」と回答し、その理由として「自分のバックボーンを生かせるし、それが使命と考えた時期もあった」「あまり努力せずに自分の能力を活かせるかもと思った」などが挙げられている。

一方で「手話に対する苦手意識はありますか?」という問いに40人中26人(64%)が「ある」と回答した。コーダが手話通訳者を目指そうと思う一方で手話を苦手と感じるのはなぜか。その要因の中にコーダが手話通訳者を目指すときに超えるべき課題があるのではないか。ろう者とコーダへのインタビューから考察する。

                   【おおゆず】
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by zentsuken2011oita | 2010-11-29 10:02 | ワンポイント学習シリーズ

ワンポイント学習シリーズ

読んでいますか?
日本聴力障害新聞、季刊みみ

 聴覚障害者福祉や手話通訳に関する最新の情報を把握するためには最低限必要な
読み物ですね。
 詳細についての動画はコチラ
               【視察報告の様子】
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by zentsuken2011oita | 2010-11-27 18:09 | ワンポイント学習シリーズ

ワンポイント学習シリーズ 手話サークルに対する基本方針

                                            昭和53年5月1日
                                            全日本ろうあ連盟
                                            第29回評議委員会

                     『手話サークルに対する基本方針』

 手話通訳者の養成が軌道に乗り始めた時点で、全日本ろうあ連盟は、昭和47年の長野大会において「手話通訳者に対する当面の方針」を示し、続いて50年には手話通訳の諸問題を統括した方針を発表した。更にテレビに手話通訳者が登場するようになると、テレビの手話通訳に関する指導方針を出し、聴覚障害者にとって手話通訳者が如何に重要な地位を占めているかを全日本ろうあ連盟の組織を通して明示してきた。
 ここに「手話サークルに対する基本方針」を掲げるのも、聴覚障害者の求めに応え、聴覚障害者の生活と権利を守る立場で、手話通訳活動に従事する人々、また手話習熟の学習努力をされている人々の組織的拠点であるサークルの正しい在り方を求め、聴覚障害者の切実な願いに応えるサークル活動を期待してのことである。
 以下→コチラ
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by zentsuken2011oita | 2010-11-24 15:21 | ワンポイント学習シリーズ

ワンポイント学習シリーズ

~日本で初めての手話サークル~


 京都市手話学習会「みみずく」は、1963年(昭和38年)9月発足e0209208_2033331.jpgとなっています。その設立のきっかけは、当時 勤労学生であった京都第二日赤病院のN看護婦さんが、自分の受け持ちの聴覚障害をもつ入院患者n先生(当時、京都府立ろう学校教諭)により良い看護を…という立場から、まず、n先生とのコミュニケーションを成立させねばならないと考えたことに始まります。Nさんは、これを単なる個人的な職業意識としてとどめず、その当時彼女が通っていた同志社高校(定時制)の仲間を集めて、集団的に手話を学習する活動を始められたのです。

 その当時は、まだ手話を否定こそすれ、自分から進んで手話を学ぼうなどという人は、ごく一部のろう学校教師や、ろうあ者の家族を除いては稀だったようです。・・・・・・・・・・・・・
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詳細はコチラ
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by zentsuken2011oita | 2010-11-13 01:58 | ワンポイント学習シリーズ

ワンポイント学習シリーズ 名もなく貧しく美しく

手話学習者は1度は見た方がいいお勧めの映画です。1度でなく何十回でも見たくなる映画です。
手話講習会受講生や手話サークル会員の中でもご覧になった方は多いと思います。
主演の小林・高峰夫妻の魅力ある手話に感銘を受けたものです。

【あらすじ】

光寺真悦の嫁・秋子はろう女性である。昭和二十年六月、空襲の中で拾った孤児アキラを家に連れて帰るが、留守中、アキラは収容所に入れられ、その後真悦が発疹チフスで死ぬやあっさり秋子は離縁された。秋子は実家に帰ったが、母たまは労わってくれても姉の信子も弟の弘一も戦後の苦しい生活だからいい顔をしない。

ある日、ろう学校の同窓会に出た秋子は受付係をしていた片山道夫に声をかけられたのをきっかけに交際が進み、結婚を申込まれた。道夫の熱心さと同じろう者同士ならと秋子は道夫と結婚生活に入った。二人の間に元気な赤ん坊が生れた。が、二人の耳が聞こえないための事故から死んでしまった。

道夫は一郎の教育を考え靴みがきを止め印刷所の植字工になった。が、一郎は成長するにつれ障害者である両親をうとんずるようになった。内職の金をごまかされたり秋子の苦難の日はつづく。刑務所を出てきた弘一がミシンを売ってしまう。絶望した秋子は置手紙を残して家出した。

しかし後を追いかけてきた道夫の手話による必死のねがいで、秋子は家に帰った。一郎も優しい気持の子供に変っていった。が、生活は相変らず苦しい。ある日、昔、秋子が助けた戦災孤児のアキラが自衛隊員の姿で訪ねてきた。うれしさに秋子は大通りへとび出した・・・・
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by zentsuken2011oita | 2010-11-12 00:14 | ワンポイント学習シリーズ

ワンポイント学習シリーズ 手話通訳の制度化


手話通訳の制度化


 全日本連盟は、コミュニケーションの手段としての手話通訳を重く見て、「手話通訳の制度化」について全国的な運動を続けてきました。この成果として1989(平成元)年に厚生大臣公認の手話通訳士試験が実施されました。

【手話通訳者の言葉】
専門性を備えた手話通訳士の誕生で通訳依頼の範囲が広がり、社会的に認知されたことはすばらしい。ろう者の期待に応えることが出来るようさらに技術を磨いて頑張っていきたい。

手話通訳士関係情報→コチラ
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by zentsuken2011oita | 2010-11-11 01:59 | ワンポイント学習シリーズ

ワンポイント学習シリーズ ろうあ者の運転免許獲得

運転免許獲得運動
~全日本ろうあ連盟関係資料より引用~

 1968(昭和43)年に運転免許獲得第運動を大規模に展開し、国がろう者にも免許取得の是非について検討を始めるきっかけをつくりました。その結果、1973(昭和48)年に補聴器装着を条件とした警察庁通達をかちとりました。また、2006(平成18)年4月に「2年後に道路交通法を改正し、全く聞こえない方にも運転免許がとれるようにしたい」と警察庁が発表しました。運転免許獲得運動は大きく前進しています。

【運転免許を取得したろう者の声】
長い悲願が達成された。仕事も幅広く出来るようになったのでとてもうれしいことです。

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by zentsuken2011oita | 2010-11-09 03:36 | ワンポイント学習シリーズ

ワンポイント学習シリーズ ろうあ運動4本柱

ろうあ運動「4本柱の運動」とは?          

 以前手話を学び始めた頃は「全日本ろうあ連盟の4本柱の運動とは何?」というようなことが質問
されたり、学習のテーマになっていました。
 今改めて4本柱の運動とは何だったのかを確認してください。

 ろうあ者の運動は「お願い運動」から『生活と権利を守る』運動へとろう運動の方向は変ってきました。
 その中心的な目標は下記の4点でした。

①自動車運転免許獲得
②民法11条改正
③手話通訳の制度化 
④聴言センターの建設
上記の4本柱の国会請願運動開始。
約7万人の署名を国会に提出した。
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by zentsuken2011oita | 2010-11-08 00:45 | ワンポイント学習シリーズ

ワンポイント学習シリーズ 手話言語法

手話言語法(仮称)制定推進事業開始!全日本ろうあ連盟HPより引用

 10月から日本財団より助成を受け、「手話言語法」(仮称)制定推進事業が始まりました。障害者権利条約の批准を前提とした国内法整備等を目的に障がい者制度改革推進会議が内閣府に設置されました。

 この会議では言語・コミュニケーションの保障についても協議されており、ろう者が永年要望してきた「手話は言語」に法的根拠を作る機運が出てきました。本事業は、この機会に諸外国の例も含め調査・研究し、法律制定までの道筋を明らかにし、日本における「手話言語法(仮称)」の制定を目的に実施するものです。

 2010年度においては諸外国の文献、現地調査等をし、提言を行います。10月20日(水)、日本財団ビルにて第一回研究会議・実務者会議が開かれ、これからの事業の進め方について活発な討議が行われました。
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by zentsuken2011oita | 2010-11-05 00:03 | ワンポイント学習シリーズ

ワンポイント学習シリーズ 民法11条の改正

 旧民法第11条の改正  
 ~全日本ろうあ連盟ホームページより引用~

 1979(昭和54)年までは、ろう者は「準禁治産者(心神耗弱・浪費癖のため、家庭裁判所から禁治産者に準ずる旨の宣告を受けた者。法律の定める重要な財産上の行為についてのみ保佐人の同意を要した。)」と見なされ、住宅ローンの利用や家業を継ぐことも出来ませんでした。連盟の粘り強い運動の結果、1979(昭和54)年に改正されました。

【住宅ローンを利用したろう者の声】
やっと銀行からの借入れで自分の家を建てることができた。聞こえる人たちと同様に生活できるのが大変嬉しい。
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by zentsuken2011oita | 2010-11-02 00:16 | ワンポイント学習シリーズ