カテゴリ:ワンポイント学習シリーズ( 25 )

あけぼの学園

ろう者と話をしていて必ずと言っていいほど登場するのが
ろうあ児施設の”あけぼの学園”
戦後の物のない時代に、豚を育てて売ったお金でテレビを買ったとか、
先輩からお菓子をとられたとか、
あけぼの学園での生活は、良い思い出、つらい思い出がつまった
特別な場所のようです。

昭和25年10月に児童福祉法によるろうあ児施設として認可。
このときは、”あけぼの寮”と言ってました。
昭和30年には、定員230名になり、
昭和44年に”あけぼの学園”に。
平成6年上野丘から東大道の聾学校の近接地へ移転。
盲児施設、清明学園と合築、定員20名に…ろう学校の児童生徒が減ってきた影響です。
平成11年、知的障がい児者施設、うえの園を本体施設とし
あけぼの学園は併設となる。現在は定員10名。
幼児から18歳までが入所できる。
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 ↑ 上野丘に残る、旧あけぼの学園跡
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 ↑ 現在のあけぼの学園
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by zentsuken2011oita | 2011-05-04 00:12 | ワンポイント学習シリーズ

「障害者基本法の改正について(案)

「障害者基本法の改正について(案)」に対する見解
一般社団法人全国手話通訳問題研究会理事会

2 合理的配慮の欠如が差別であることについて
※改正案では「(4)差別の禁止」に「社会的障壁の除去は、それを必要としている障害者が現に存し、
かつ、その実施に伴う負担が過重でないときは、それを怠ることによつて前項の規定に違反するこ
ととならないよう、その実施について合理的な配慮がされなければならないこと」とされています
が、合理的配慮の欠如が差別であることが明確ではなく、この規定は合理的配慮の定義としては意
味がありません。

4 言語としての手話について
※改正案には、手話を言語として認知する記載がありません。手話が言語であることは「障害者の権
利に関する条約(仮称)」に記載されている内容です。手話をコミュニケーション手段とする聴覚
障害者にとっては社会参加のどの場面でも手話という言語が必要であり、基本的事項として障害者
基本法改正案に記載することが必要です。

全文は→コチラ
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by zentsuken2011oita | 2011-03-26 04:43 | ワンポイント学習シリーズ

頸肩腕症候群の労災適用訴訟「請求棄却」

埼玉における労災保険適用を求めた訴訟の判決に対する見解
     (一般社団法人全国手話通訳問題研究会理事会)

過重な手話通訳業務により頸肩腕症候群を発症した全通研(埼玉支部)会員のXさんが、2008 年10 月に労災保険の適用を求めて東京地方裁判所に提起した訴訟は、2011 年1 月20 日に「請求棄却」となりました。

東京地方裁判所の判決は、手話通訳業務に起因した頸肩腕症候群がXさんに発症しているにもかかわらず救済する道を閉ざしたものであり、また下記の重要な問題点を含んでおり看過できません。

【判決の問題点】
判決は、原告の主治医の意見のとおり原告の症状が頸肩腕症候群であることを認めながら、その発症原因となる業務を社会福祉協議会臨時職員としての期間に限定した上、その従事時間の短さをもって頸肩腕症候群の発生に関し業務起因性がないとしている。

しかしながら、手話通訳業務が頸肩腕症候群の発症原因となりうるものであるから、平成12 年の登録手話通訳者としての業務を開始した時点からのすべての業務が今回の発症原因となったことは否定できない。
すなわち、雇用形態と頸肩腕症候群の発症原因とは切り離して考えるべきであり、労働者性が認められない期間があるからといって、発症原因を「労働者」として働いた期間に限定することは、医学的常識に反し、法律問題を医学判断に持ち込む誤りを犯している。
詳細は→コチラ
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by zentsuken2011oita | 2011-03-22 05:15 | ワンポイント学習シリーズ

全通研大分支部

昭和54年に大分県手話サークル連絡協議会が設立され、翌年の昭和55年に全国手話通
訳問題研究会大分支部が設立されました。
支部結成当初は県手連と全通研の違いは何か、役割は何か等についての議論が繰り返さ
れたことを覚えています。

当時の支部活動は現在のように定期的な学習会等は位置づけられていませんでした。
数年後からは「全通研が総力を結集して贈る講座」を年間に3回程度開催するようになり、県内でのブロック単位での学習会を開催していました。
会員も徐々に増え60名程度になってきたと思います。

県聴覚障害者協会と県手話サークル連絡協議会の3団体との協議の中で全通研支部
は手話通訳配置等の業務を担うということが取り決められ、昭和59年頃からは県身体
障害者体育大会の手話通訳者の配置は全通研支部が行うようになりました。
その後県手連が担当し、現在は県聴覚障害者協会が担当しています。

その後紆余曲折を経ながら現在は活動が活発になってきました。
現在は県内を下記の地域に分けて、それぞれ活動をしています

【地域班】
・ 大分(昼)
・ 大分(夜)
・ 中津 宇佐
・ 別府 杵築 日出
・ 日田 玖珠 九重
・ 豊後大野 野津
・ 臼杵 津久見
・ 佐伯

【専門部】
・ 調査研究部(事例についての研究&地域班との連携など)
・ 書籍部(全通研本部の出版物取り扱い)
・ 広報部(月1回 機関紙発行)
・ 健康対策部(会員健康調査・管理など)
・ 事務部(事務全般)
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by zentsuken2011oita | 2011-03-14 06:34 | ワンポイント学習シリーズ

ワンポイント学習シリーズ 大分の聴覚障害者協会

1942年 昭和17年 にろうあ協会の前身となる「東九州聾唖協会親交会」を創立
※聾学校同窓生により、土屋準一氏を会長に選任し、会員20名で発足
1944年 昭和19年に太平洋戦争激化に伴い活動休止
1946年 昭和21年 「大分県聾唖協会」として再発足
1947年 昭和22年  全九州ろうあ連盟の結成準備会開催《福岡県立ろう学校》  
全九州ろうあ連盟の創立総会開催 《福岡市西日本新聞社ホール》
※本協会会長の土屋準一氏が初代委員長に選任され、昭和60年3月まで在任
1973年 昭和48年  本協会土屋会長、全日本ろうあ連盟長に選任される。 以来昭和60年3月まで在任。
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by zentsuken2011oita | 2011-02-11 02:17 | ワンポイント学習シリーズ

ワンポイント学習シリーズ  デフリンピック

◇身体障害者のオリンピック「パラリンピック」に対し「デフリンピック(Deaflympics)」は、ろう者のオリンピックとして、夏季大会は1924年にフランスで、冬季大会は1949年にオーストリアで初めて開催されています。

障害当事者であるろう者自身が運営する、ろう者のための国際的なスポーツ大会であり、また参加者が国際手話によるコミュニケーションで友好を深められるところに大きな特徴があります。

 なお、デフリンピックへの参加資格は、補聴器をはずした裸耳状態での聴力損失が55デシベルを超えている者で、各国のろう者スポーツ協会に登録している者とされています。また、競技中に補聴器を装用することは禁止されています。これは身体の安全を確保する観点によるものです。

 現在の加盟国は104カ国です。

◇パラリンピックとデフリンピック 
 国際パラリンピック委員会(International Paralympic Committee)が1989年に発足した当時は、国際ろう者スポーツ委員会も加盟していましたが、デフリンピックの独創性を追求するために、1995年に組織を離れました。そのために、パラリンピックにろう者が参加できない状況が続いています。なお、デフリンピックの独創性とは、コミュニケーション全てが国際手話によって行われ、競技はスタートの音や審判の声による合図を視覚的に工夫する以外、オリンピックと同じルールで運営される点にあります。また、パラリンピックがリハビリテーション重視の考えで始まったのに対し、デフリンピックはろう者仲間での記録重視の考えで始まっています。しかし、現在は両方とも障害の存在を認めた上で競技における「卓越性」を追求する考えに転換しています。◇ 「デフリンピックに参加する世界中のろう者は主として国際手話を使ってコミュニケーションを図ります。各国の手話はそれぞれ歴史があって違いますので、国際交流の中で世界中に通じる手話が作られてきたのです。

ろう学校等におけるデフリンピック啓発事業

◇平成22年度より2年間の事業として、全国のろう学校や難聴学級設置校にて中学部高等部の生徒を主な対象に「デフリンピック教室」を実施することで、(1)ろう学校等における認知度を100パーセントに高めてネットワークを形成するとともに、(2)ろう学校の生徒にデフリンピックへの夢を与えて選手育成の裾野を広げることを本事業の目的としております。
 ↓
【[2010年12月16日 大分合同新聞より引用】
大分市の県立聾(ろう)学校(横山賢校長)で、聴覚障害者の国際大会で活躍する選手が来校する「デフリンピック教室」があった。中学部と高等部の生徒33人が参加し、スポーツの楽しさや努力することの大切さを学んだ。

詳細は→コチラ
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by zentsuken2011oita | 2010-12-18 05:20 | ワンポイント学習シリーズ

ワンポイント学習 聴導犬

◎目の不自由な人を手助けする盲導犬はだいぶ社会的に認知されるようになりましたが、耳の不自
由な人を介助する「聴導犬」のほうは、まだまだ認知度も低く、町で見かけることもほとんどありませ
ん。

◎初めて聴導犬が誕生したのはアメリカです。
 元々ペットとして飼われていた犬を耳の不自由な飼い主の息子のために訓練したのが始まりで、アシスタントドッグとして認知され始め、現在では6000頭もの聴導犬が活躍しています。
聴導犬は、いわゆる「捨て犬」の中から適した犬を選び、訓練育成していくのですが、盲導犬と違って、体を張ってユーザーを守るというよりも、音を確実に知らせる事が任務なので、小型犬が適しています。

◎仕事としてはさまざまな音を聞き分け、その中からユーザーに必要な情報を教えますが、通常の音、例えば玄関のチャイムとかFAXの音などは音のなっている場所まで導きます。しかし火災報知器の音など、危険を知らせる必要がある場合、音の場所を知らせるより先にまず逃げることを促します。
また、聴こえない人はほとんど声も出しませんので、犬とのコミュニケーションは?・・と気になりますが、訓練された犬はよく人の気持ちが分かりるものですし、ユーザーの手話も簡単なものなら読み取ることも出来ます。

◎年に500頭ほどの子犬が候補の犬として里親の下などで育成され、訓練施設で聴導犬としての訓練を受けるのですが、障害がなく健康で、知能が優れていて人になつくといった条件を満たし、なおかつ認定試験に合格する必要があります。

◎平成15年10月に身体障害者補助犬法が施行され、盲導犬のほかに介助犬、聴導犬も補助犬として認知されるようになりました。
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by zentsuken2011oita | 2010-12-10 04:32 | ワンポイント学習シリーズ

ワンポイント学習シリーズ 情報提供施設

情報提供施設

1990(平成2)年に成立した身体障害者福祉法第33条で、「視聴覚障害者情報提供施設」の設置が盛り込まれました。

全国に設立された「聴覚障害者情報提供施設」は、字幕入(手話入)ビデオカセットの製作・貸出やコミュニケーション支援事業(手話通訳者の設置・派遣、要約筆記者の設置派遣、情報機器の貸出・情報収集、相談事業などが出来るようになりました。

大分県は平成8年10月に全国で13番目の施設として開設しました。
全国的にも数少ない単独施設です。

                     【大分県聴覚障害者センター】
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by zentsuken2011oita | 2010-12-09 00:03 | ワンポイント学習シリーズ

ワンポイント学習シリーズ 全通研見解表明

障害者自立支援法一部「改正」案の再提案に対する見解」が全通研のホームページに
掲載されました。

私たちは、今年6月に廃案となった障害者自立支援法一部「改正」案が、その内容を変
えないままこのたび国会に再提案されることに対し、下記の点が解決される「改正」案が
必要であることの見解を表明しました。

  全文はコチラ
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by zentsuken2011oita | 2010-12-03 19:41 | ワンポイント学習シリーズ

ワンポイント学習シリーズ 全日ろう連マーク

マークデザインについて

たつの落し子はろうあ者を象徴するシンボルマークです。

たつの落し子は耳を型どっており、愛嬌があり、全国のろう者のマスコットとされている。これを全日本ろうあ連盟のマークに採用した発案者は大原省三画伯である。

全国にいろいろな龍の落し子のマークがありその統一をはかるため、新しく作成することになった。第14回全国ろうあ者大会のマークが非常に好評なので、この機に全日本ろうあ連盟の正式マークとして利用することとした。このマークは次の三点をポイントにデザイン化したものである。

◇3月3日耳の日にちなんだ「3」の数字             e0209208_2220212.jpg     
◇ろう者の「ろ」の字
◇耳のかたちを総合して、単純な表現で見やすいもの。
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by zentsuken2011oita | 2010-12-02 06:10 | ワンポイント学習シリーズ