カテゴリ:運動と協会事業( 21 )

ろう者劇団「ピエロ」

「大分県ろう者劇団ピエロ」

「ピエロ」は道化者。内面はいっぱい悲しみや苦しみをもっているが、演じては人々を楽しませます。大分県ろう者劇団「ピエロ」の劇団名は「ハンディキャップを乗り越えて大きく成長したい」という願いをこめて命名されました。
 聴覚障害者と健聴者がともに支えあって芝居を作るのには一般の芝居作りの倍以上のエネルギーと人員等が必要となりますが、「ピエロ」のメンバーは「アマチュアだから・・・、障害者だから・・・と云う甘えはゆるされない!」「聞こえないからこそ音を大切にしたい!」と活動を続けてこられました。

 初演は昭和49年4月21日。旧大分県聴力障害者福祉会館の二階増築祝賀会での手話劇「瓜盗人」を上演し好評を博しました。当時は「大分県ろうあ協会演劇部」としての上演でした。その後、現在の大分県ろう者劇団「ピエロ」として活動を開始しました。始めは自主的に大会のイベントの1つとして上演していましたが、昭和56年に国際障害者年を記念して開催された「県民とろうあ者のつどい」で「しばてん物語」を上演し一般県民に聴覚障害者の社会参加をアピールしました。その後「夕鶴」、「高瀬舟」などの名作を次々に上演し、「手話劇」を演劇界にひとつのジャンルとして築きあげました。
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by zentsuken2011oita | 2011-08-24 15:56 | 運動と協会事業

教育機関手話指導者派遣事業

 大分県聴覚障害者協会では、各市町村で行われている「手話講習会」とは別に「教育機関手話指導者派遣事業」を実施しています。

 昭和63年から高校に福祉科が新設され、授業の中に手話が取り入れられたのをきっかけに、その後県内の教育機関へ手話授業を取り入れるように毎年働きかけてきました。

 現在は下記の17の高校、専門学校、短大、大学と「教育機関手話指導者派遣委託事業」の契約を交わし、40クラスに指導者を県聴覚障害者協会から派遣しています。

 教育機関における手話授業は、福祉教育の視点から重要であり、若者たちへ手話や聴覚障害者問題を啓発するよい機会になっており、毎年1,000人以上の学生が厚生労働省の入門カリキュラムに合わせて手話を学んでいます。
派遣している教育機関は→コチラ
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by zentsuken2011oita | 2011-08-22 07:43 | 運動と協会事業

ろう者ヘルパーの養成

ろう者2級ヘルパー養成講座 (日本自転車振興会助成事業)

1.講習の目的
 手話をコミュニケーションの中心とする重度聴覚障害者(ろうあ者)が何らかのケアを受けようとした時、サービスを提供するヘルパー等が手話を知らないために、聴覚障害者はスムーズなコミュニケーションのもとで安心して満足のいくサービスを受けることができるとは言いがたい状況にあります。そのため、在宅福祉の大きな柱であるホームヘルプサービスや地域のデイサービスを利用する重度聴覚障害者は極めて少ないという結果になっています。

 重度聴覚障害者が既存の高齢者福祉サービスを充分に受けられるようにするために、コミュニケーションがスムーズにできる聴覚障害者自身や、手話通訳が可能な健聴者(耳の聞こえる者)をホームヘルパーとして養成することが求められています。しかし、全国的に聴覚障害者のホームヘルパー養成の実践例は少ない状況にあります。

 このような状況を考えて、重度聴覚障害者や手話通訳者を対象としたホームヘルパー養成研修を実施し、そのあり方について調査研究するとともに、講座を修了した聴覚障害者の介護関連事業への就労機会拡大を目的としています。
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by zentsuken2011oita | 2011-08-13 07:03 | 運動と協会事業

高齢ろう者の集い

高齢化が進み聞こえる高齢者への福祉サービスが徐々に充実していく中で、高齢のろう者は地域のディサービスに参加しても十分に楽しめないし、ヘルパー派遣制度等もほとんど活用されていない状況にありました。

 そんな状態に置かれている高齢ろう者への支援として、県聴覚障害者協会として下記のように高齢ろう者対策を進めてきました。

平成14年度 「高齢ろう者の集い」開始
「高齢重度聴覚障害者支援事業」として大分県共同募金会より45万円の助成を受けて、レクリェーション器具等を購入

平成15年度 「ろう者2級ヘルパー資格取得事業」開始。日本自転車振興会より245万円(別途県協会82万円自己負担 合計327万円)助成していただき(20名のろう者がヘルパー資格取得。
※「高齢ろう者支援事業」開始。 集いとは別に県聴覚障害者協会主催で大分市内のろう者宅を訪問して相談事業を開始。

平成16年度 「高齢重度聴覚障害者生きがい対策事業」として大分県共同募金会より35万円の助成を受けて、ろう者ヘルパーの謝金等に充てる。
※ 「大分市高齢重度聴覚障害者生活支援・訪問事業」開始予算70万円
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by zentsuken2011oita | 2011-08-11 07:33 | 運動と協会事業

手話サークルの状況

   【大分県における手話サークルの状況】

手話講習会修了者が中心になって手話サークルが県下各地に誕生し手話サークルは、地域での聴覚障害者との交流の場として、また手話通訳技術や聴覚障害者問題を直接学ぶ場としての役割を担ってきました。
一方聴覚障害者としても健聴者との交流の場としてまた各種の情報を得る場として手話サークルから得たものは大きかったと考えます。
そして、県下に手話サークルが増えてくる中でサークル間の連絡調整機関として大分県手話サークル連絡協議会が昭和54年に誕生し、翌年の昭和55年には全国手話通訳問題研究会大分支部が設立されました。

手話通訳者や通訳者集団に対するニーズは聴覚障害者や聴覚障害者団体の置かれている社会的な状況によって変化してきます。
したがって手話学習者や手話通訳者集団は聴覚障害者の置かれている社会的状況の把握に努め、現在のニーズは何かを的確に把握して、学習や活動に反映させていかなければなりません。

手話サークルは昭和46年に大分市に手話サークルが結成され、現在では11市1町に21(同一市の昼の部サークル含む)の手話サークルが誕生していますが、サークルは結成したものの活動が停滞しているサークルも見受けられます。

市町村合併により手話講習会が減少し、手話講習会修了者が手話サークルに入会しなくなった市町村の手話サークルの活動方向について検討していかなければ、少数の会員の手話サークルは存続の危機にさらされていると言えます。
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by zentsuken2011oita | 2011-08-07 19:56 | 運動と協会事業

耳の日記念大分県ろうあ者福祉大会

3月3日の「耳の日」は、大分県聴覚障害者協会の前身である大分県ろうあ協会が全国の聴覚障害者に呼びかけ制定されたものです。

この日を記念して、聴覚障害者の福祉向上や聴覚障害者と地域住民との間の相互理解を深めるために県内持ち回りで開催しております。

聴覚障害者は情報障害者ともいわれるように様々な情報が入りにくかったり、近隣者や職場でのコミュニケーションがスムーズにいかない等多くの問題を抱えながらも障害を克服して社会参加のために懸命に努力しています。
この大会を機に市民のさらなる理解を深めることを目的として開催しています。

大会開催にあたっては地域で実行委員会を立ち上げます。地区聴覚障害者協会会員と手話サークル会員が構成メンバーとなり諸準備を進めていきます。
準備の段階で相互の意見の食い違いなどもありますが、そのような諸々の問題を克服して大会成功に向けて力を合わせることの意義は大きいと思います。

過去の耳の日大会は→コチラ
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by zentsuken2011oita | 2011-08-06 08:45 | 運動と協会事業

コミュニケーション支援事業

昭和52年に大分県から県聴覚障害者協会に委託された「手話奉仕員派遣事業」はその後県下の市 
でも実施されるようになり、平成18年度大分市・別府市・中津市・日田市・佐伯市・臼杵市・津久見市・宇佐市・豊後大野市において派遣事業が実施されています。

平成18年度から障害者地域生活支援事業の中のコミュニケーション支援事業が市町村の必須事業となったことにより、今後派遣事業を実施する市町村が増えることが予想されます。
今後は手話通訳派遣を通じて把握した聴覚障害者問題を分析し対応策について十分に検討し、行政施策に反映させる等の取り組みを行っていくことが課題となります。

聴覚障害者を取り巻く諸問題を把握して、支援のための事業に取り組んでいくためには県聴覚障害
会に派遣事業を集中させていき、組織的に対応し大分県手話通訳問題研究会等との連携も検討していかねばならないと考えています。

また、市町村合併を契機に手話通訳者派遣事業を全市が実施するように取り組むようになりました。
今後県聴覚障害者協会が手話通訳者の「養成」「派遣」「設置」を委託し聴覚障害者福祉の一元化を目指していくことも一方策と考えます。
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by zentsuken2011oita | 2011-08-05 07:15 | 運動と協会事業

パソコンクラブ 「フレンド」

当初県主導でIT講座が開催され、多くの聴覚障害者や手話通訳者が受講しました。
ただし、当時はパソコンが身近なものでなく数回の講座では身につかなくパソコンを使う聴覚障害者は少ない状況でした。

その後、県から事業委託を受けた団体から聴覚障害者に指導する講座を開講したいとの申し出がありました。この時に「先々聴覚障害者自身が聴覚障害者にパソコンを指導する体制づくりを目指しているので、その方向性を理解してくれるのであれば受講生を集める」ということで話がまとまった。

やがて聴覚障害者のインストラクターも育ってきており、自主的にパソコン講座を開けるようにもなってきている。平成21年度には手話学習者等と一緒にパソコンクラブ「フレンド」設立。
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by zentsuken2011oita | 2011-08-03 15:48 | 運動と協会事業

中途失聴者・難聴者手話講座

身体障害者手帳の交付を受けている(申請中も可)中途失聴者、難聴者を対象にした手話講座で平成9年から開講しています。
※身体障害者手帳がなくても、耳が聞こえにくく手話の学習を希望される方は受講を認めています。

講座は2時間10回でOHPを付けての講座になり、受講する難聴者には分かりやすい講座になるように配慮しています。

受講者は毎年10人以下で多くはありませんが、皆さん熱心に学習しています。
この講座修了者を中心として「夢サラダ」というグループを結成して月に一回センターで交流したり野外での交流を行ったりしています。

県内の聴覚障害の手帳を持つ人たちは約6,500人おり、手話を知らない難聴者は数多くいるが、受講者は非常に少ないのが現状である。
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by zentsuken2011oita | 2011-07-27 06:17 | 運動と協会事業

盲ろう者通訳介助員養成派遣事業

平成19年から大分市盲ろう者向け通訳・介助者養成講座受託。
平成21年から大分県盲ろう者通訳・介助員養成派遣事業を受託しています。

経過としては盲ろう者友野の会準備会の結成もされていない平成15年頃に盲ろう者の会員からの講座開催の要望があり、様々な団体に助成申請したのですが認めてもらえませんでした。

そこで平成16年に法人主催で初めての「盲ろう者向け通訳・介助員養成講座」開催しました。その時は講師は長崎県盲ろう者友の会「あかり」のメンバーにお願いしました。参加者108名と多くの参加があり、講座の必要性について改めて考えさせられました。

それから全国盲ろう者協会とも連絡を取るようになり、行政への盲ろう者向け通訳・介助員養成講座の要望活動を開始しました。
それで平成19年に大分市との交渉で認められ、その後大分県の養成講座と派遣事業につながっていきました。
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by zentsuken2011oita | 2011-07-26 14:59 | 運動と協会事業