2011年 05月 16日 ( 1 )

国宝・富貴寺本堂

国東半島は,密教文化のメッカである。歴史の表舞台からは遠く離れるこの地に,大きな社寺や様々な史跡が残されているのは,どうしたことだろうか?。それらの寺がこぞって建てられた西暦800年頃,この地に一体何があったのだろうか?

 両子山あたりから八方に流れる尾根は,二八谷と言われる国東半島特有の山有り谷有りの地形を産み出す。この急峻な地形が,山岳仏教にこのうえない修行の場を与え,付近では天台系密教が盛んに行われる。
 国東半島一円にかけて深く山に分け入った修験者の数は知れない。
 
 この背景には,広大な荘園を所有した宇佐八幡宮の財政的な支援があったことは否めない。この財政的基盤をもとに両子山を中心とした「六郷満山文化」が花開き,国東半島が九州密教文化の拠点となっていく。
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by zentsuken2011oita | 2011-05-16 09:54 | 大分の名所シリーズ