2011年 03月 25日 ( 1 )

大分弁

全体として中国方言の影響が強く、九州方言の中ではやや異質な方言であると言える。例えば、九州方言に比較的広く見受けられる形容詞のカ語尾、終助詞の「たい」、逆接の接続詞「ばってん」、準体言助詞の「と」などは用いない。語尾は「~ちゃ」「~けん」(「ちゃ」は強意、「けん」は理由を表す)などを用いる。

◆可能表現の使い分け [編集]西日本各地の方言と同様に、状態可能と能力可能の表現を使い分けるが、大分弁においては、状態可能表現が主観と客観によってさらに二分化され、あわせて三種類の使い分けがなされている。

1.「食べらるる」→(腐っていないから)食べることが出来る。(=状態可能/客観)
2.「食べれる」→(まだ満腹ではないので)食べることが出来る。(=状態可能/主観)
3.「食べきる」→(苦手だったりお腹にあたる人もいるけれども、自分は)食べることができる。(=能力可能)

◆「-よる」と「-ちょる」の使い分け [編集]西日本各地の方言に共通して見受けられる、動作の進行・継続を表す「-よる」と、状態の完了・継続・結果を表す「-ちょる」の2種類のアスペクト表現が大分弁にも存在する。「-よる」は「-よん」、「-ちょる」は「-ちょん」に変化することもある。

1.さっきから雨が降りよるなぁ。→さっきから雨が降っているね(今も降っている)(=進行・継続)
2.いつん間にか雨が降っちょるなぁ。→いつの間にか雨が降っているね(今はもう上がっている)(=完了・存続・結果)

◆すもつくれん  ……つまらない      むげねえ    ……かわいそうな
えーらしい   ……愛らしい         一寸ずり    ……ちょっとずつ
さかしい    ……元気な          たまがる    ……びっくりする
よだきい    ……おっくう          だんだん    ……ありがとう
しらしんけん  ……一生懸命        いびしい    ……気味が悪い
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by zentsuken2011oita | 2011-03-25 05:56 | 秘密でない県民シリーズ