2010年 12月 10日 ( 1 )

ワンポイント学習 聴導犬

◎目の不自由な人を手助けする盲導犬はだいぶ社会的に認知されるようになりましたが、耳の不自
由な人を介助する「聴導犬」のほうは、まだまだ認知度も低く、町で見かけることもほとんどありませ
ん。

◎初めて聴導犬が誕生したのはアメリカです。
 元々ペットとして飼われていた犬を耳の不自由な飼い主の息子のために訓練したのが始まりで、アシスタントドッグとして認知され始め、現在では6000頭もの聴導犬が活躍しています。
聴導犬は、いわゆる「捨て犬」の中から適した犬を選び、訓練育成していくのですが、盲導犬と違って、体を張ってユーザーを守るというよりも、音を確実に知らせる事が任務なので、小型犬が適しています。

◎仕事としてはさまざまな音を聞き分け、その中からユーザーに必要な情報を教えますが、通常の音、例えば玄関のチャイムとかFAXの音などは音のなっている場所まで導きます。しかし火災報知器の音など、危険を知らせる必要がある場合、音の場所を知らせるより先にまず逃げることを促します。
また、聴こえない人はほとんど声も出しませんので、犬とのコミュニケーションは?・・と気になりますが、訓練された犬はよく人の気持ちが分かりるものですし、ユーザーの手話も簡単なものなら読み取ることも出来ます。

◎年に500頭ほどの子犬が候補の犬として里親の下などで育成され、訓練施設で聴導犬としての訓練を受けるのですが、障害がなく健康で、知能が優れていて人になつくといった条件を満たし、なおかつ認定試験に合格する必要があります。

◎平成15年10月に身体障害者補助犬法が施行され、盲導犬のほかに介助犬、聴導犬も補助犬として認知されるようになりました。
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by zentsuken2011oita | 2010-12-10 04:32 | ワンポイント学習シリーズ