2010年 11月 29日 ( 1 )

ワンポイント学習シリーズ

コーダの手話通訳者としての課題

国立身体障害者リハビリテーションセンター学院手話通訳学科第 16 期生卒業研究発表会の中で興味あるテーマの論文を見つけました。全文はコチラ

聞こえない親を持つ聞こえる子どもは「コーダ(coda=Children of Deaf adults)」と呼ばれている。彼らは手話と日本語の二言語環境で育つため、ろう者には将来、手話通訳者になってほしいと過剰に期待され、手話学習者からは羨望の目で見られることもあるという(澁谷2003)。

澁谷(2006)によれば、コーダに対するアンケートで「手話通訳者になることを考えたことはありますか?」の問いに40人中27人(67%)が「ある」と回答し、その理由として「自分のバックボーンを生かせるし、それが使命と考えた時期もあった」「あまり努力せずに自分の能力を活かせるかもと思った」などが挙げられている。

一方で「手話に対する苦手意識はありますか?」という問いに40人中26人(64%)が「ある」と回答した。コーダが手話通訳者を目指そうと思う一方で手話を苦手と感じるのはなぜか。その要因の中にコーダが手話通訳者を目指すときに超えるべき課題があるのではないか。ろう者とコーダへのインタビューから考察する。

                   【おおゆず】
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by zentsuken2011oita | 2010-11-29 10:02 | ワンポイント学習シリーズ