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ジョブコーチ支援事業

平成15年度からジョブコーチ支援事業を開始しました。
ジョブコーチとは
①障害者が職場に適応できるよう、障害者職業カウンセラーが策定した支援計画に基づきジョブコーチが職場に出向いて直接支援を行います。
②障害者が新たに就職するに際しての支援だけでなく、雇用後の職場適応支援も行います。
③障害者自身に対する支援に加え、事業主や職場の従業員に対しても、障害者の職場適応に必要な助言を行い、必要に応じて職務の再設計や職場環境の改善を提案します。

ジョブコーチ支援事業 _e0209208_14294476.jpg支援期間は、標準的には2~4ヶ月ですが、1ヶ月~7ヶ月の範囲で個別に必要な期間を設定します。支援は永続的に実施するものではなく、ジョブコーチによる支援を通じて適切な支援方法を職場の上司や同僚に伝えることにより、事業所による支援体制の整備を促進し、障害者の職場定着を図ることを目的としています。

大分協会がこの事業に取り組むきっかけはY県のセンターの機関誌にジョブコーチの記事が掲載されており、早速問い合わせて内容を教えていただきました。
偶然にも電話の相手は学生時代から全通研活動等でお名前をよく見かけていた高名な方で、親切に教えてくださいました。

聴覚障害者の職場定着の問題を抱えていた協会としては、事業の効果に期待できると考えて別府の障害者職業センターに出向き事業を協会が受託したい旨の要望をしました。

困難だと思われましたが意外にも話しはスムーズに進み契約に至りました。これにも人のつながりが背景にあり話がスムーズに進みました。
事業開始当初の稼働件数は多かったのですが、最近は減少傾向にあります。これは聴覚障害者の職場定着が進んできたのかどうか・・・検証が必要だと思います。
by zentsuken2011oita | 2011-06-27 00:25 | 運動と協会事業
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