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手話通訳対策

手話通訳対策_e0209208_1445429.jpg昭和46年に県下で最初の手話講習会が開かれ、昭和52年に手話奉仕員派遣事業が始まって以来、手話通訳者は福祉的な側面からろう者と健聴者社会をつなぐ役割を担ってきました。

 こうした手話通訳者の知識、技術向上のために、昭和55年に「手話通訳認定試験委員会」を設立して大分県手話通訳認定試験を開始しました。認定試験は現在も引き続き実施されています。  
また、昭和58年には「手話通訳対策委員会」を設け、手話講習会や講師研修会のあり方について研究したり、手話サークルの諸問題の解決などを担当してきました。この活動は平成3年に設置された現在の手話通訳対策部に引き継がれています。

しかし平成18年4月に成立した障害者自立支援法では、手話通訳の利用について聴覚障害者に自己負担が発生する恐れがでてきました。言語の使用に負担が発生することは避けなければなりません。全額公費負担をめざして市町村と交渉を進め、自己負担はなく運営されています。

手話については、近年、言語的な認知が広がりつつあり、当協会も法的な位置付けをめざして活動しています。手話通訳対策部としても、効果的な手話指導のために、指導法を共有できるシステム作りや、言語としての手話や日本語について学習する場などを設けていきたいと考えています。

活動
・大分県手話通訳認定試験の実施
・手話講師研修会 年2回
・手話研修会(共催団体‥県手連、全通研大分支部)
・手話検定試験・・・実行委員会形式で開催
by zentsuken2011oita | 2011-08-09 17:08
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